[Steam]AIが人類を管理し、電力を生産させるリソース管理ゲーム「Despotism 3k」 のプレイ感想

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AIが人類を支配する世界。
人間を管理して電力を生産する、というブラックなユーモアあふれるリソース管理ゲームです。ちなみに放置ゲームっぽく見えるけど、放置できる要素はないです。

見た目はドットなので直接的な表現は弱めですが、サブイベントなどの間接的な表現は強烈なので、ある程度は遊ぶ人を選ぶゲームかな。


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ということで主人公であるあなたはAI。
人間を動力として各施設を運用し、エネルギーを生産して規定日数を生き延びるのが目的となります。

画面上部の中央になる20カウントが1サイクルとなっていて、0になる度に規定のエネルギー(と人類の食糧)を消費します。
ゲームオーバーの条件は2つあり、これらを回避していく事になります。
・エネルギーの消費に対して、生産が追い付かずゲージが空になる
・食料を使い切って人類が餓死で全滅する



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施設は左から大雑把にこんな感じ。
・電力ゲージ
・ストレージ(人間が休息する)
・発電機(エネルギーを生産する)
・増殖機(人間を生産する)
・食料機(食料を生産する)
・バイオリアクター(人間を溶かしてエネルギーと食料に)


人間を増やすには、人間2人を増殖機(仮)に入れて・・・・とか、だいぶ生々しい表現もあります。
あと発電量に対してサイクルごとの消費の増加スピードが速いため、最終的にはバイオリアクターをフル活用することになります。

この辺はほんとブラックすぎて、深く考えてはいけない。



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サイクルは5周するとランダムイベント発生。
様々なモノが訪問してきたり、なにやら事件が起きたりして、基本的に損失(たまにメリット)が発生します。

画像の場合は最終的に魔法陣が現れ、人間を5人投下したところ人間を運ぶアームが5本触手になりました。SAN値が削れそうですが、AIには関係ないようです。


また、このタイミングで1日が経過し、エネルギー上限が上昇します。施設はエネルギーを消費してアップデートも可能なのですが、この日数による上限制限があるため更新タイミングはシビアになります。



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ということでイベントで振り回され、人間のスタミナ管理であっちこっち移動させ、電力不足を補うためにリアクターをフル稼働させ。

人間を支配するはずが、あまりの忙しさにナニカに支配されるのは何の皮肉なんでしょうね。


エネルギー上限でも話したように難易度はかなりシビアです。特に施設アップデートのコストが4桁に入った辺りはカツカツで、この辺が一つの壁になりそうですね。
そこさえ超えれば軌道に乗るものの、同時に地獄のような忙しさが待っています。



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リトライ性を出すための要素として、各イベントでは施設の状態を変動させる特性が存在します。

例えば「ピカピカ」叫ぶ電気ネズミと出会うイベントの結果、施設の稼働率を一時的に上げるバフを手に入れました。手に入れた特性に応じて画面上が変化するのは良いところの一つでしょうか。



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ゲームモードは最初はクラシック1つのみですが、イージーやハードといった難易度の他、ちょっとしたルールを変化をもたらすモードがいくつも用意されています。

Steamストアのレビュー欄でも書かれているけど、クラシックの時点で割と難易度は高いです。ランダムイベントに左右されるため、運要素もかなり強いように感じました。
イージーは程よいぬるさかと思えば極端に簡単ですし。



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そしてゲームモードはキャンペーン1の他に、「キャンペーン2」と無限に遊べる「エンドレス」があります。

キャンペーン2開始時点でリスタートを皮肉るのに驚かされたけど、これが実は伏線であんな展開になるとは思わなんだ。この辺はホントユーモアあると思いましたわ。



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また、キャンペーン2ではマップ開拓要素も解禁されます。
こちらは人間を規定数探索に出し、一定時間後に帰ってくる、いわゆる遠征的なシステムになっています。

ゲーム性がガラッと変わるのは面白いのですが、一方でただでさえ忙しいのに、やる事がさらに増えるというジレンマもあって悩まされますw



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探索は人数によって成功率が定められており、失敗すると全滅します。さらに成功してもイベントで規定数は人数が変動するという。
まさにモブには厳しい世界・・・・。

正確にはモブ以外にも滅茶苦茶厳しい世界ではありますが。



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電気ネズミで気づいたかもしれませんが、イベントはこれでもかというぐらいパロディネタであふれています。

蜘蛛男が嫌いな触手を扱う男とか、時間旅行する車に乗った老人と青年とか・・・・、人型巨大兵器に向かって「やめるんだシンジ!」した時はもうナンダコレと。
誰でも知ってそうなメジャーどころ中心に、宇宙からやってきた電波生命体(ヴァイラス)など、細かく幅広く押さえられてそう。背中からジェットパックが出てくるアジア老人は元ネタいぬやしき辺りなのかな?



ちなみにこのイベントは特徴であるとともに難点にもなっていて、基本デメリット効果が多いんですよね。
選択肢によってデメリット効果が異なればプレイヤーが管理できるので、強制デメリットイベント自体も特色として見れるのですが・・・・。どれ選んでも結果が一緒か1つだけが当たりで、選択肢を覚えるゲームになっているんですよね。

このため、運ゲー要素が強いゲームと感じさせる要因となっています。この辺はちょっと勿体ないと思いつつ、リソースの種類自体が少ないので難しいのでしょうね。





お値段は820円ほどなんだけど、Steamでは現在キャンペーンを実施中で、8/11の10時まで無料で手に入ります。

前述のようにパロディネタも豊富ですが、日本語にも対応していて翻訳精度も問題ないので十分楽しむことができます。


テーマがブラックすぎて、難易度もシビアなので人は選びますが、パロディネタ中心にユーモアあふれる作品なのでハマると面白いです。
ゲーム性も慣れればある程度はカバーできるので、忙しくリソースを管理するゲームが好きな人にはおススメです。
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