[雑記]なろう小説 「異世界魔法は遅れてる!」 の感想

[小説家になろう 「異世界魔法は遅れてる!」]
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現代の高校に通う3人が異世界の勇者召喚の儀式に巻き込まれる転移モノ作品。
異世界側では女神の加護を得た勇者が1人召喚される予定だったが、
事故で近くにいた仲の良い友人までもが加護なしで召喚されてしまう。

主人公は勇者・・・・ではなくその友人。
実は彼は現代の裏世界に生きる魔術師であり、
またこの世界の魔法がやたら遅れている事が分かっていき・・・・。

最初の頃は異世界と現代の違いに戸惑いつつも、一般的な召喚モノの域をでない作品印象です。
特に主人公がやたら正体を隠そうとするため悪い印象が目立つし、動きも地味になりがちなのが理由かな?
ただ帝国へ到着する辺りから一気に面白くなっていきました。
その周辺から話が大きく動き出したのもあるけど、主人公が一つの決意をして魅力が出てきます。
主人公の周りの魅力的なキャラが揃いはじめるのもその辺りだしね。

魔法の世界に対して考え方が違う魔術というアプローチで切り込んでいくところが面白い。
魔術は様々な視点で神秘を解き明かしてきたものという位置づけになっているけど、
召喚された異世界もこの「様々な視点」が鍵として関わってきそうなのが興味深いかな。
例えば女神の加護を得て魔王を倒すという大枠が提示されているけど、
作中キャラの疑問や意味深な発言で、そうではない世界の真実もちらほら見えるしね。

また、主人公が元いた現代世界の裏側では様々な事件が常におきているようで、
定期的にバックグラウンドが明かされていくのが魅力に感じます。
現代と異世界が実は密接に関わっているようなので、単純な裏設定というわけでもないでしょうし。



小説はまだ未完成でかつ書籍化されています。
書籍中心ながらWeb版も最後までやりきりたいという方針らしく、
現状はこまめな更新ではなく、書籍が出る際に貯めた分がまとめて更新されるみたい。
今もいいところで止まっているけど、更新は年1~2回になりそうかな。

また序盤の一部で極限状態に陥った人間の醜い心が強調されるシーンがあるため、
そういうのが苦手な人には向かないかもしれない。
助けに来たのに大勢に感謝どころか元凶扱いされるとかそんな感じ。

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